日頃の備え

災害はいつ起こるかわからないため、日頃からの備えが重要です。普段から意識を高めておくことで、いざという時に冷静に行動できるようになります。

どんな危険があるか想定する

自宅や学校など長時間過ごす様々な場所での災害リスクを把握し、それらに応じた対策を講じることが重要です。

ハザードマップの確認

「ハザードマップ」は、ある災害が発生した場合を仮定し、危険と思われる箇所や災害時の避難場所などを地図にまとめたものです。災害の種類 ごとにハザードマップが作成されることが多いため、自宅の場所や学校付近のハザードマップを予め確認しておきましょう。

家族間で避難場所や地域の防災拠点を共有する

災害時は回線が混雑するなどして、離れている家族の安否をすぐに確認できない場合が想定されます。そのため災害発生時に備え、事前に自宅の近くや地域の避難所を事前に調べ、どこに避難するか家族で話し合い、場所を決めておきましょう。

家の中、部屋の中の危険を減らしておく

地震が発生した時、家具が倒れてくる可能性があります。実際、阪神淡路大震災など大きな地震では、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになったり、怪我をしました。

家具が転倒しないように、タンスや本棚などにはワイヤーやL時型家具で固定しておきましょう。

非常時に備えて日頃から備蓄しておく

もし災害が発生した場合、ライフラインが寸断され、物流が機能しなくなる可能性が考えられます。最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品や生活用品(ティッシュ、トイレットペーパー、携帯用トイレなど)を家庭で貯蓄しておきましょう。